「最近、背中が丸まってきた気がする」「ささいな転倒で骨折しないか不安」といった悩みはありませんか?骨の健康は、健康寿命を延ばすために欠かせない要素です。当院では、患者さんの骨の健康をより正確に守るため、骨密度測定器「GE PRODIGY Fuga-C lite」を導入しております。

骨粗鬆症を早期発見し、健康寿命を延ばす重要性

骨粗鬆症は「沈黙の病気」と呼ばれ、自覚症状がないまま進行するのが最大の特徴です。

なぜ早期発見が必要なのか

一度骨折してしまうと、生活の質(QOL)が著しく低下し、要介護状態になるリスクが高まるからです。

  • 現状: 50代以降の女性の3人に1人が骨粗鬆症と言われています。
  • リスク: 特に「いつのまにか骨折」と呼ばれる脊椎の圧迫骨折は、痛みがないケースも多いです。
  • メリット: 早期に発見できれば、食事や運動、お薬による治療で骨折を未然に防ぐことが可能です。

骨密度が低下し始めるタイミングで正確な数値を把握することが、将来の「動ける体」を維持する鍵となります。


骨密度測定器「PRODIGY Fuga-C lite」

当院が導入した「GE PRODIGY Fuga-C lite」は、信頼性の高いDXA(デキサ)法を用いた骨密度測定器です。

3つの大きなメリット

  1. 高精度: 簡易的な測定器(踵や腕)に比べ、誤差が極めて少なく、微細な変化を捉えます。
  2. スピーディな検査: 測定時間は数分程度。仰向けに寝ているだけで、身体的負担を最小限に抑えます。
  3. 極めて低い被ばく量: 胸部レントゲンと比較しても非常に少ない放射線量で、安心して検査を受けられます。

ガイドライン推奨の「腰椎・大腿骨頚部」での測定

「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」では、腰椎(腰の骨)と大腿骨頚部(股関節の骨)での測定が強く推奨されています。

なぜこの2か所を測るのか

骨折した際に最も寝たきりの原因となりやすいのが「股関節」、最も骨密度変化が表れやすいのが「腰椎」です。

測定部位推奨される理由
腰椎(ようつい)代謝が活発で、治療の効果や加齢による変化が最も早く数値に表れます。
大腿骨頚部骨折すると歩行困難に直結し、寝たきりリスクが非常に高い部位です。

ガイドラインで推奨されている「腰椎・大腿骨頚部」の両方を同時に測定することで、精度の高い診断と、一人ひとりに最適な治療計画の立案が可能になります。


骨の健康を守る3つのステップ

骨密度を知ることはゴールではなく、健康な生活へのスタートです。

  1. 検査を受ける: 40代以上の女性、または骨折経験のある方は、一度骨密度測定検査をおすすめします。
  2. 食事を見直す: カルシウムだけでなく、ビタミンDやビタミンKを意識して摂取しましょう(例:納豆、キノコ類、魚)。
  3. 適度な日光浴と運動: 1日15分程度の日光浴と、かかとに衝撃を与えるウォーキングが骨を強くします。

骨密度測定で安心を手に入れましょう

骨粗鬆症は、早期発見と適切な対策で十分にコントロールできる病気です。当院が導入したGE PRODIGY Fuga-C liteは、ガイドラインに基づいた正確な測定を可能にし、あなたの将来の骨折リスクを明確にします。


FAQ:よくあるご質問

Q. 検査に痛みはありますか?

A. 全くありません。測定台に仰向けで数分間横になっていただくだけで終了します。

Q. 費用はどのくらいかかりますか?

A. 健康保険が適用されます。

「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」で推奨される「腰椎+大腿骨」の2か所を測定した場合の、窓口でお支払いいただく費用の目安(検査代のみ)は以下の通りです。

負担割合費用目安(検査代のみ)
1割負担約450円
2割負担約900円
3割負担約1,350円

【ご注意点】
上記は「骨密度測定(DXA法)」単体の費用です。
実際のご請求には、別途「初診料」や「再診料」などが加算されます。
診察の内容(血液検査やレントゲン検査の追加など)により、総額は変動いたします。

Q. どのくらいの頻度で検査すべきですか?

A. 健康な方は1年に1回、治療中の方・骨密度が低い方は4ヶ月に1回程度の定期的な測定が推奨されています。